おはようございます!
レッツ朝活サロン編集部です。
目覚ましが聞こえないために、朝起きられない原因の多くは、目覚ましの設定や生活習慣が関係しています。
重症なときは病気や障害の可能性も否定できないため、まずは本記事を参考に原因を突き止めましょう。
この記事では、目覚ましが聞こえなくて悩んでいる方へ向けて、原因と対策、そして考えられる病気を解説します。
目覚ましが聞こえない原因を突き止め、すっきりと目覚められるようにしましょう。
目覚ましが聞こえず、朝起きれない10の理由
目覚ましが聞こえず朝起きられないときは、多くの場合目覚ましの設定や生活習慣が原因です。
ここからは、目覚ましが聞こえず朝起きられない理由を10個解説します。
①目覚ましの音が小さい
目覚ましの音量が小さいと、目覚ましが鳴っていても脳が起きられず無意識に止めてしまっている可能性があります。
音の大きさは、「db(デシベル)」という単位で表現されますが、一般的な目覚ましの音量は64db〜75dbほどに設定されています。
普段使っている目覚ましの音量が60dbを下回っている場合、普通の会話音と同程度になるため、刺激が足りず起きられません。
目覚ましが聞こえなくて悩んでいる方は、まず目覚ましの音量設定をチェックしてみましょう。
②スヌーズの設定をしていない
目覚ましのスヌーズ機能を設定していないと、最初の目覚まし音を聞き逃した場合、再度アラームが鳴らないため二度寝をしてしまい、結果的に起きられない原因となってしまいます。
スヌーズとは、「アラームが鳴ったあとに、一時的に止めても再度音が鳴る機能」をさし、二度寝防止を目的とした機能として開発されました。
再度音が鳴る時間は5分や10分、30分おきなど任意の時間で細かく設定でき、数回に分けて起こしてもらえます。
一度のアラームですっきり起きられない方にとっては、非常に効果的なシステムです。
スヌーズ機能を使いこなし、目覚ましに何度も起こしてもらうと、朝起きられる可能性が上がるでしょう。
③目覚ましの音が適していない
目覚ましが聞こえない場合は、アラーム音が自分に合っていない可能性があります。
耳障りなブザーや刺激的な音をアラーム音として設定していると、不快に感じてスムーズに起きられない可能性があります。
アラーム音は、心地よい音楽や鳥のさえずりなどに変えると効果的です。
目覚めるために心地よい音は個人によって異なるため、自分にとって起きやすい音を探してみると良いでしょう。
④目覚ましの設定が間違っている
起きられない理由に、アラームの時刻設定が間違っていることに気付かず過ごしている場合もあります。
目覚ましの設定が間違っているとそもそも音が鳴っていないため、アラームは聞こえません。
よくある間違いは下記の例です。
- AMとPMを勘違いしている
- 曜日設定を間違えた
- 設定したアラーム音が小さい
就寝前にアラームの時刻設定を確認すると、ミスを防げます。
⑤音に慣れてしまっている
現在のアラーム音に慣れてしまっているときも、起きられない原因になります。
以前は起きられていた音でも、慣れてしまうと刺激として弱く感じるでしょう。
- スマートフォンで初期設定のアラーム音を続けている
- 同じ目覚まし時計をずっと使っている
- お気に入りの音を使い続けている
定期的に音を変えると、目覚めやすくなる可能性があります。
⑥睡眠不足である
睡眠不足も、朝起きられない要因のひとつです。
夜遅い時間に寝ると、翌朝深い睡眠状態に入っているため、目覚ましが鳴っても気付かず起きられなくなってしまいます。
また、睡眠の質が低いと、長い時間寝ても疲れがとれにくくなり、朝すっきりと起きられなくなります。
睡眠時間は十分にとり、良質な睡眠をとれるように心がけましょう。
⑦就寝前にスマートフォンを見ている
寝る前にスマートフォンやパソコンなどの電子機器を見ていると、スマートフォンやパソコンから発せられるブルーライトの影響で寝つきが悪くなります。
就寝前に電子危機を見る習慣がある人は、ブルーライトを浴びないような方法に変更すると寝つきが良くなります。
- 電子書籍を読む→紙の本を読む、読み上げ機能のあるアプリを利用する
- ニュースを読む→新聞を読む
- デバイスでYouTubeを見る→画面を見ないで音だけ聞く
スマートフォンやパソコンは、なるべく就寝1時間前に見るのをやめましょう。
⑧ストレスを抱えている
ストレスが溜まっていると交感神経が優位になってしまい、寝つきが悪くなります。
ストレスを溜めないためには、ストレス原因の把握と改善が大切です。
たとえば、日記を書いて、その日の嫌なことを記録する習慣をつけましょう。
日記をつけると、下記3つのメリットがあります。
- ストレスの原因がはっきりする
- 気持ちの整理がつく
- 改善策が思いつきやすい
ストレスの原因を把握して、早急に対策しましょう。
➈生活リズムが不規則
就寝・起床時間が一定せず、大きく変動すると、睡眠サイクルが崩れ、起床が困難になります。
日によって就寝時間が22時や深夜2時、起床時間も6時や10時とばらばらだと、生活リズムが一定しないため睡眠の質が低下します。
休日前夜も夜更かしせず、平日と同じ時間に寝起きする習慣を心がけましょう。
⑩疲労が溜まっている
過度の疲労が溜まってしまうと、眠っても身体が回復せず、起きにくくなります。
長時間労働が続くと、疲労が回復する間がなく、睡眠が足りない状況になる可能性があります。
さらに、睡眠が足りない状況が続くと、日中の判断力や集中力が落ちてしまうため注意が必要です。
定期的に疲労度をチェックして、溜めこみすぎないようにしましょう。
目覚ましが聞こえず、朝起きれないときにできる対策10選
目覚ましが聞こえず朝起きられないときは、目覚ましの設定や生活習慣を見直しましょう。
ここからは、目覚ましが聞こえないため起きられないときの対策を10種類紹介します。
①目覚ましの音量を上げる
目覚ましの音量を上げると熟睡時の耳にも届きやすくなり、起きられる可能性が上がります。
スマートフォンや目覚まし時計の音を、80db程度を目安に設定してみましょう。
130dbを超えてしまう大音量だと、耳に悪影響を及ぼす可能性もあるため注意してください。
さまざまな音量で試してみて、自分に合った音量を見つけましょう。
②目覚ましの音を変える
目覚ましの音を激しい音や耳障りなブザーに設定している場合は、音のテイストを変えると起きられるようになる可能性が上がります。
オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学の研究結果によると、朝の目覚めには鳥の鳴き声や水のせせらぎ音が最も効果的という結果が出ています。
また、自分の好きな曲を聴くと覚醒の効果が高まるという結果もあるのです。
音を変えてからしばらくして、再び起きられなくなってきたら、定期的に変更を検討しましょう。
(参考:あたまナビ)
③目覚ましを離れたところに置く
目覚ましを自分のそばに置いているとアラームがなっても無意識に止めてしまい、そのまま二度寝して結果的に寝坊してしまうことがあります。
たとえば、ベッドから2、3歩離れたテーブルの上や隣の部屋に置いたりなど枕元から離すと、アラームを止めるため強制的に行動するようになります。
アラームを無意識に止めないよう、目覚ましの置き場所を工夫しましょう。
④目覚ましアプリを活用する
最近では、さまざまな工夫を凝らした目覚ましアプリがあります。
スマートフォン購入時から入っているアプリをずっと使い続けている方は、一度他のアプリを検討してみるとよいでしょう。
具体的には、下記のような機能が搭載されています。
- いろいろな音がインストールされている
- アラーム音を止めるために、計算問題を解く必要がある
- 簡単なゲームをクリアしなければアラーム音が止まらない
さらに、天気予報やスケジュールを確認してくれる機能を持つアプリもあります。
下記の記事を参考に、自分に合うアプリを見つけてダウンロードしてみましょう。
⑤カーテンを開けて寝る
就寝時にカーテンを開けておくと、目覚めたとき自然に朝日を浴びられます。
太陽の光を浴びると、セロトニンという幸福を感じる脳内ホルモンが分泌され、一日を前向きにスタートできます。
さらに、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を抑制して、自然な覚醒を促せるのです。
就寝時にカーテンを開けたままにするか、起きたらすぐにカーテンを開けましょう。
プライバシーが気になる場合は、カーテンを少し開ける程度でも効果が得られます。
⑥生活リズムを整える
就寝・起床のリズムを整えることは、良質な睡眠に不可欠です。
なるべく毎日一定のリズムで就寝や起床をして、生活リズムを整えましょう。
- 普段から早寝早起きを習慣付ける
- 休日も平日と同じ時間に起きる
- 昼寝をする場合は10〜15分程度の短時間にする
⑦食生活を見直す
食生活の見直しも、朝起きられないときの対策として有効です。
カフェイン・アルコールの摂取は控えめにし、暴飲暴食を止めましょう。
健康的な食事であっても、就寝直前に飲食すると自律神経が乱れ、睡眠の質の低下につながります。
主菜や副菜のバランスがとれた健康的な食事と、食事をとる時間の両方を見直して、良い食生活を心がけましょう。
⑧軽い運動を習慣づける
ウォーキングやヨガなどの軽い運動を習慣にすると、寝つきがよくなります。
国内外の疫学研究によると、運動習慣がある人は不眠が少ない傾向があるというデータも出ています。
負荷の高い筋トレや長距離のランニングは身体への負担が強く、睡眠に影響を与えてしまうため注意しましょう。
また、就寝直前の運動は、身体を興奮させてしまい眠れなくなってしまうので避けてください。
運動は日中におこなうか、遅くても就寝2時間ほど前には終わらせましょう。
➈家族に起こしてもらう
同居している家族に目が覚めるまで起こし続けてもらえば、確実に起きられます。
早い時間であっても、家族なら頼みやすいというメリットもあります。
一人暮らしで家族が遠方にいる場合は、モーニングコールをしてもらうのも手段のひとつです。
⑩早起きの仲間を作る
朝自分で起きられるようになるには、誰かに起こしてもらうのではなく、一緒に早起きをする仲間を見つける方法もあります。
身近な知り合いで見つけられなければ、オンライン上で早起き仲間を探してみましょう。
気の合う仲間ができると、早起きが楽しい習慣となります。
早起きの仲間を探す場所としては、レッツ朝活サロンがおすすめです。
朝活を目的とした人が在籍しているため、早起きのモチベーションを保ちやすくなります。
目覚ましが聞こえない、朝起きれないのはなにかの病気?
どれほど対策しても、まったく目覚ましが聞こえない場合は病気を疑った方が良い可能性があります。
万が一病気だった場合は、努力で起きられる問題ではないので、早急に治療を開始する必要があります。
ここからは、睡眠に関する疾患や障害をまとめたので、少しでも思い当たる症状があれば病院を受診しましょう。
①低血圧
血圧が低いと、全身の血の巡りが悪くなり、脳に酸素が届きにくくなってしまいます。
最高血圧が100mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下の状態のことを低血圧と言います。
朝起きられない以外にも、立ちくらみやめまいの症状がある方は市販の血圧計を購入し測ってみて、低血圧であれば病院に受診しましょう。
②睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。
睡眠時無呼吸症候群には、気道の閉塞とともにいびきが激しく出現するという特徴があります。
呼吸が止まったり、目覚めて呼吸したりを繰り返すため熟睡ができず、寝不足に陥ります。
重症の場合は心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患を引き起こす可能性があるため、いびきがひどいときは早急に受診して治療を開始しましょう。
③睡眠相後退症候群
睡眠相後退症候群とは、入眠と覚醒がそれぞれ困難になり、寝つけなくなって生活パターンが崩れてしまう病気です。
適切な時間に入眠できず、午前3時〜6時ごろにようやく眠れて、その後起きることが難しくなってしまうといった症状が特徴です。
たとえ無理に起きたとしても、眠気や頭痛などにより仕事や試験などに大きな影響を与えてしまいます。
④起立性調整障害
起立性調整障害とは、起立時や起床時にめまいやふらつき、頭痛・吐き気などが起こってしまう障害です。
小学生から中学生で発症しやすい病気ですが、大人であっても発症する可能性があります。
自律神経の乱れから発症し、午前中に倦怠感が強く出るのが特徴です。
自然に治るのは難しいため、医療機関を受診し、医師のアドバイスをもとに生活習慣を変え、薬を内服する必要があります。
⑤周期性四肢運動障害
周期性四肢運動障害とは、睡眠中に手足の筋肉が勝手に動き、深い睡眠が妨げられてしまう障害です。
軽症だと気付きにくい病気ですが、重症だと日中の眠気や倦怠感が出てきます。
体内のドーパミンというホルモンが不足して発症するため、ドーパミンの動きを助ける内服薬が必要になります。
参考:睡眠・覚醒障害研究部
⑥概日リズム睡眠障害
人間の身体は体内時計により一日のリズムが調整されており、これを概日リズムと呼びます。
しかし、厳密には体内時計は25時間で設定されており、一日の24時間とズレています。
本来であれば、概日リズムと体内時計の時差は無意識に修正されますが、外的要因により修正できなくなってしまった状態が概日リズム睡眠障害です。
専門医の指導により、薬物療法や生活の見直しが必要です。
⑦むずむず脚症候群
むずむず脚症候群は、レストレスレッグ症候群とも呼ばれ、夕方から夜にかけて休んでいるときに、手足がむずむず、痛い、かゆいなどの症状が出てくる病気です。
患部に刺激を与えると一時的に緩和しますが、安静にしていると再び症状が現れて眠りが妨害されてしまいます。
中年以降、男性より女性に多い病気で、貧血や腎不全に伴い出現します。
医師の治療が必要な病気のため、専門の医療機関に受診しましょう。
⑧ナルコレプシー
ナルコレプシーとは、脳の中にある睡眠を調整する機能がうまく働かず、日中に強い眠気が生じてしまう障害です。
昼間に突然、急激な眠気に襲われてしまう特徴があります。
重症の場合は会議や打ち合わせ等の対人業務の場合でも眠ってしまう場合があり、仕事や人間関係に支障をきたします。
自力でも改善は難しいため、医師の指導のもと早期の治療が必要です。
目覚ましが聞こえず、朝起きれないときは生活習慣を見直そう
この記事では、目覚ましが聞こえず、朝起きられない理由について解説しました。
目覚ましが聞こえない原因の多くは、目覚ましの設定や生活習慣です。
目覚ましが聞こえない場合は、目覚ましの設定を見直す、食生活や生活習慣を見直すなどの対策が効果的です。
対策を立てても起きられない場合は、病気の可能性もあるため、不安な方は医療機関を受診してください。
さらに、対策を実践してもひとりで起きるのが難しい方は、レッツ朝活サロンを有効活用しましょう。
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